「神の祝福を受け継いで生きよう」

創世記25:7-11 ペトロⅠ3:9

先日、92歳の母と、最近のことについてお茶を飲みながら話していました。世の中何が起こるかわからない。地球温暖化によって台風も巨大化し、今まで被害の少ないと言われた千葉県でもこんなに大きな被害が出る。どこにいても、いつ何が起こるかわからない世の中だね。トランプ大統領を皮切りに、自分たちの国民のみを優先して考える生き方がはやる世の中で、緒方貞子さんのように人命優先を貫いて生き、また死んでいくのは、大変爽やかだねと話しました。そして、これは、クリスチャンとしての使命だねと確認しました。

自国の優先や、自分たちの幸せのみを追求していく生き方はやがて行き詰ります。クリスチャンが、神の祝福の継承者として、信仰を受け継いでいくということは、緒方さんが証しされたように、愛に生きるということを証しとして残すということでしょう。わたしたちの受け継いだ大切なバトンを次の世代に残していく。そういう生き方を今日は一緒に考えましょう。

先達から、先に召された方から、受け継いでいることもあるでしょう。物質的なこともあるでしょう。しかしその中心は、永遠と愛なのです。神様を信じその祝福を分かちあい、次へバトンを渡す。そういう生き方をわたしたちも、今日改めて、自分自身のこととして受け取って参りましょう。